自己啓発本を読むメリット・デメリット

自己啓発本は、個人の成長やポテンシャルの最大化に役立つアイデアや戦略を提供してくれます。新しい知識や視点を得ることで、自己啓発のプロセスを促進します。

自己啓発本を読むメリット

まずは自己啓発本を読むメリットです。自己啓発本には経営者や著名人などの成功者や専門家とか医者など、一般の人が知らないことを知ってる人たちが書いていることがほとんどです。

なので自己啓発本を読むメリットは、自分が今まで経験してないことや知らないことを本から吸収できるわけところなのです。

それでは具体的に自己啓発本を読むメリットを紹介していきます。

新しい知識や知らない情報を得ることができる

自己啓発本には、成功者や専門家が自分の経験や知識をまとめた本がたくさんあります。これらの本を読むことで、自分の人生や仕事に役立つヒントを得ることができます。そして自分の考え方や行動を見つめ直すことができます。

例えば、仕事に対するストレスやモチベーションの低下に悩んでいる人がポジティブな思考や自己肯定感の重要性を説いた自己啓発本をよんだら、自分の問題点に気付かされ、行動を見直すことができるようになるはずです。

仕事のミスや人間関係の失敗に対して自分を責めることをせずにミスを成長の機会と捉え、自己評価が向上させることができるようになります。

このように自己啓発本を読んで新しい知識を身に着け問題の解決に役立てることが出来ます。

可能性を見出し人生の新たな目標を立てることができる

自己啓発本を読むと自分にとって新たな可能性やチャンスを見つける手助けになります。

それまで自分にはなかった新たな視点やアイデアを提供してくれますこれは学校教育や仕事場では得られない観点でもあったりします。

これにより、自分自身や周囲の世界に対する理解が深まり、自分の強みや弱み、興味関心などをより深く理解することで、これまで気づかなかった可能性やチャンスにつながて行きます。

ある人は、ダニエル・ゴールマン著の「EQ 心の知能指数」を読んだことで、自分の強みや弱みをより深く理解することができ、自分の強みは、コミュニケーション能力やチームワーク能力が高いこと、弱みは、決断力やリーダーシップが弱いことがわかったと言います。

そして、自分の強みを活かしながら弱みを克服するために努力しその結果、就職活動で内定を獲得することができたと言っていました。

自己啓発本に書かれた成功者のストーリーや経験を学ぶことで、自分に対するモチベーションが高まり、自分の強みを生かす方法や、成功に向けての挑戦を乗り越えるための戦略を学ぶことができるのです。

ポジティブな考え方が身につく

私も以前は、失敗を恐れて挑戦することをためらっていました。しかし、自己啓発本を読んだことで、「失敗は成功への過程」であると学ぶことが出来ました。

以前は、ネガティブな思考に陥りがちでしたし自分の人生に目標を持つことができませんでしたが、自己啓発本を読んで成功者の思考法を学びポジティブな言葉を使うことの大切さを学びました。

例えば、

「お願いだから」ではなく、「お願いします」と言う

「助けてください」ではなく、「手伝ってください」と言う

「早くしてください」ではなく、「早く終わらせてください」と言う

このようなポジティブな言葉を使うことで、相手が嫌な気持ちになりにくくより良い結果を得やすくなります。

他にも、朝起きたときに「今日は素晴らしい1日になる」と自分に口にしてみたり、困難な状況に直面した際に「私には解決する力がある」と自己暗示をかけたりするようになりました。

今では、意識的にポジティブな言葉を使うことで自分の気持ちが楽になり、物事を前向きに捉えることができるようになりました。

自己啓発本を読んで自分の思考を変えマインドセットすることでポジティブな思考が身に付き、継続的に取り入れることで、ネガティブな感情や考え方から解放されより楽観的に前向きに物事に取り組むことができるようになるのです。

モチベーションを高めることができる

自己啓発本を読んで発想がポジティブになれば自然と仕事や人生のモチベーションの向上につながります。人生の困難に立ち向かうためにはポジティブなエネルギーやモチベーションが必要です。

自己啓発本にはポジティブなメッセージが含まれていて、挫折や困難を乗り越える力を養うことができます。

みなさんも、テレビや映画、YOUTUBEなどでスポーツ選手や成功した人々のインタビューやストーリーに触れてモチベーションが上がった経験があったりしませんか、自己啓発本もそれと同じで成功した人々の物語や困難な状況に立ち向かう勇気に触れて、著者の成功体験を疑似的に体験できます。

そして読んでる自分にも困難に立ち向かう力があると教えられ、目標に向かう意欲が湧いてくるのです。

また、自己啓発本には成功のための具体的な戦略やステップが含まれています。それらを読んで、自信を持ちながら目標に向かって進むことができるでしょう。

自己啓発本は勇気が必要なときにそっと背中を押してくれます、それによって仕事や人生のモチベーションを高めてくれます。

ストレスを軽減させられる

ストレスと言う言葉は日本で1950年代にはもうすでにあったそうです。2000年以降にすっかり日本の社会に定着してしまった印象があります。

今では職場でも学校でも家庭でも、なんでもかんでもストレス、ストレスと言った具合にまさしく日本はストレス社会となっています

ストレスに悩む人が増え、当然、自己啓発本にもたくさんのストレスに関する本が出版されるようになりました。

有名なところでは

・アルフレッド・アドラーの「嫌われる勇気
・「精神科医が教える ストレスフリー超大全 ―― 人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト
・「[図解] アンガーマネジメント超入門 怒りが消える心のトレーニング

これらの本を読んでストレスや不安を軽減するためのリラックス法やメンタルヘルスのアプローチについての知識を学べるようになりました。

実際に「嫌われる勇気」を読んだ人の中には抱えていたストレスを軽減することができたと言ってる人もいます。

その人は仕事でとても忙しく毎日ストレスを感じていて、仕事が終わっても頭が仕事のことでいっぱいだったそうで、なかなかリラックスすることもできなかったようです。

そんなとき、友人に勧められて「嫌われる勇気」を読むようになり、最初は半信半疑だったけれど、自分の考え方や行動を見つめ直すきっかけになったんだそうです。

アドラー心理学を通じて、自分が他人の目を気にし過ぎていたことに気づき、また、自分の人生に責任を持つことが大切だと学んだそうです。その結果、仕事のストレスが軽減され、仕事もプライベートも充実するようになったんだそうです。

最近では「マインドフルネス」などの本が流行ってますね。

・「サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法
・「マインドフルネスストレス低減法
・「自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス

あと「自己肯定感」を向上させる本とかも注目されています。

・「何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書
・「鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法
・「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法

心の健康も体の健康も人生でとても大事です、自己啓発本にはたくさんのストレスへの対処法などの情報があります。ストレスで悩んでる方は、ぜひ自己啓発本を読んでみてください。

自己啓発本をよく読む人の特徴

自己啓発本をよく読む人にはある種の特徴があります。ここでは自己啓発本をよく読む人の特徴を紹介していきます。

  • 自己成長への欲求が強い
  • 学ぶことが好き
  • 楽をしたいと考えてる
  • 知識や経験の乏しい
  • 自分に自信がない
  • 自分が何をしたいのかわからない
  • 行動するのが怖い

自己成長への欲求が強い

自己啓発本が好きな人は自己成長への欲求が強い人と言えるでしょう、また承認欲求も強いです。

学ぶことが好き

自己啓発本が好きな人は本をよく読むので学ぶことが好きな人だとも言えます。

楽をしたいと考えてる

本を読んでしまえば手っ取り早く知識を手に入れることが出来ます。裏を返せば自分で経験して学ぼうという意識が低いとも言えます。

知識や経験が乏しい

「楽をしたいと考えてる」にも通じますが自分の知識や経験が乏しいから、自己啓発本に頼ろうとしている面があります。

自分に自信がない

誰でもそうかもしれませんが自分に自信が持てなくて、成功者が説く指針に縋りつきたがる傾向があります。

自分が何をしたいのかわからない

最近は「自分の夢がない」とか「自分が何をやりたいのか分からない」とか悩む若者も増えています。こういった人たちも自己啓発本に頼る傾向にあります。

行動するのが怖い

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という諺がありますが、結局は行動すればおのずと経験や知識が身に付くわけですが、そういう意味では自己啓発本をよく読む人は「行動するのが怖い」と感じている人と言えます。

自己啓発本ばかり読むデメリット

自己啓発本を読むのにそんなにデメリットがあるわけではありません。しかしいつまでたっても自己啓発本を読んでばかりいる場合は何か問題を抱えている可能性があります。

ここでは自己啓発本ばかり読むデメリットを紹介していきます。

読むだけで実践しないままで終わる

自己啓発本を読むと自分が成長した気になれるのですが、残念ながらそれを味わうことが目的となり自己啓発本コレクターになっている人がいます。

実行に移さずに終わってしまい「インプット」するばかりで終わりにしてしまい「読んで実践」ではなく「読んで終わり」になってしまっていることがあります。

結構よくあるのが自己啓発本に書かれてあることを実践するのに時間と労力が必要だったりすることがあります。

例えば「七つの習慣」や「○○の習慣」「○○になるための七つの方法」とか達成するのに何段階かのステップアップが必要ないわゆる「習慣本」系なんかでは途中で諦めて実践できずに終わったり、そもそも工程全てを覚えてなかったりします。

他にも「雑談術」などの「コミュニケーション術」の本なんかも実践できるのはほんの一部で本に書いてあるようなシュチュエーションに出会わなかったりその場になっても忘れていたりして役立てられなかったりします。

自己啓発本を実践するには多少の努力が必要だったりするので書いてあることと現実とのズレに自己啓発本のデメリットがあると思います。

自己啓発本を読んでも意味がない

「自己啓発本を読んでも意味がない」とはよくいわれます。さきほどの「読むだけで実践しないままで終わる」でも触れましたが書いてあることをそのまま実践するのが難しかったりするのが現実です。

自己啓発本を書くような成功者と全く同じ状況やプロセスで成長できるわけではないのであくまでも自己啓発本は「成功者の意見」や「成功したから言えること」で出来ていると言えます。

それに明らかに実行が不可能なものもあったりします。

よく指摘されるのが本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」のなかで主人公の少年が大富豪の老人に「3日以内に1000人分の署名をもらう」「電球を1000個売る」などの課題を課せられる場面です。

本の中では主人公は色んな人の助けを得て達成し「必要な人に必要なものを売る」とか「誰かの助けを借りる」とかの教訓をそこで得るわけですが、そもそも「3日以内に1000人分の署名をもらう」には仮に五分に一人署名を貰えたとしても三日以上かかりますし、「電球を1000個売る」も、たまたまたくさんの電球が切れていたアパートが見つかって売れたので、かなり主人公に都合のいい展開となっています。

もちろんちゃんとした自己啓発本もあるのでそれを選んでいれば問題ないと思いますが、ややこういったイメージが先行して「自己啓発本を読んでも意味がない」「自己啓発本は胡散臭い」などと言われるのでしょう。

具体的な知識が得られない

これもよく言われますが養老孟司さんの「バカの壁」やジブリの映画化で話題となっている吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」なんかも読んでも結局「で、それで何が言いたいの?」という感想しかわいてこなかったりします。

ほとんどエッセーみたいなものですからこういった本に「具体的な知識」を求めてもしょうがない部分もありますが…

あと自己啓発本の中にはスピリチュアルな本も結構あるので表紙やタイトルからはわからなくても読んでみたらトンデモナイような内容の本もあったりします。

例えばですが

・「成功している人の部屋はなぜきれいなのか?
・「成功している人は、なぜ神社に行くのか?
・「ゲッターズ飯田の365日の運気が上がる話

これらのような「成功する人は○○している」系の本には「まったくためにならない情報」ばかりだったりします。

考えてみれば当たり前ですが成功している人の中には部屋がチラっている人もいるでしょうし、神社に行かない人もいるはずです、毎日運気が上がり続けてたら大変なことになります。

冷静になればわかることですが成功者のストーリーにのめり込んでいると気づけなかったりします。

ですので自己啓発本を読んでも「具体的な知識が得られない」場合は運が悪かったとしか言いようがありません、ちゃんとした自己啓発本を選んでください。

やらない自分を責めるようになってしまう

自己啓発本を読んでも続かないのは良くある話だと思います。中には続かないことで自分を責めてしまう人もいるかもしれませんがそこまで自分にも本にも完璧を求める必要はないでしょう。

何より書いてあること全部を覚えてる人はいないわけですし、なかなか実践できてない人の方が多いはずです。

私も自己啓発本を読んでよかったところなどはノートに書きだしたりもしますが、全部は覚えてはいないですし、あとでたまにノートを読み返すぐらいです。

そもそも自己啓発本の通りに完璧に生きることは不可能でしょうし自分を責めてしまう人はあくまでも参考程度にとどめておくぐらいの気持ちで良いでしょう。

自己啓発本が気持ち悪いと言われてしまう理由

自己啓発本が世間から気持ち悪いというイメージを持たれていることがあります。そのほとんどがスピリチュアル系の本のせいだと思いますが、ここでは世間が思っている自己啓発本の悪いイメージを取り上げてみたいと思います。

  • とにかくポジティブでやたらと感謝
  • 勉強会やセミナーを勧めてくる
  • すべての問題を解決できるかのような印象を与えている

とにかくポジティブでやたらと感謝

自己啓発本を読んでいるととにかく「ポジティブ」であること何にでも「感謝」をすることを求められます。しかしその「ポジティブ」を持ち合わせてない人がそういった本を読むわけですし、全ての現象をポジティブにとらえすぎるのも問題です。

「ネガティブ」にとらえることで同じ失敗をしないように事に慎重にとりかかれるようになるわけですし、決して「ネガティブ」な事がイケないわけでは無くて「ネガティブ」過ぎることがイケないわけです。

「感謝をする」ことも一見とても良い事のように思えます。相手を傷つけることはほとんどありませんし、お金もかかりません。「感謝をする」ことで悪いことが起きるようなこともないと思えます。

しかし、あまり他人やことあるごとに「感謝をする」ばかりして良い人でいるとそれを利用して騙そうとする人も出てきます。

残念ながら世の中の人がすべて良い人ではないので、相手の良心に付け込んで面倒なことを押し付けてくる人もいます。

「ポジティブ」や「感謝」をやたら読者に押し付けてくような本は手に取らずにちゃんと論理的に書いてある本を読むようにしましょう。

勉強会やセミナーを勧めてくる

勉強会やセミナーを勧めてくる自己啓発本は正直、よくあります。

自己啓発本もビジネスのひとつですので著者が主催する高額なセミナーに誘導するような宣伝が最後のほうでサラっと書いてあったりします。

有名なのはナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という本です。

この本にはよく「ナポレオン・ヒル財団」というものが出てきます。

「たったひとりの作家が財団まで作くってしまうなんて凄いな~」

とそんな感想が沸いてきますが、財団によるとこの「思考は現実化する」は全世界で累計7000万部以上も売れているのだそうです。

しかしこの「ナポレオン・ヒル財団」はどういった組織か分かっていません。

公式サイトの「企業情報」をクリックすると「株式会社エス・エス・アイ」というページに飛ばされます

その会社ではナポレオン・ヒルとは別に「デール・カーネギーズ・ヒューマン・モティベーション・システムズ」(デール・カーネギーは『人を動かす』の著者)や「マクスウェル・マルツ・プログラム」(マクスウェル・マルツは『サイコサイバネティクス』という自己啓発本の先駆けとなった本の著者)などの自己啓発プログラムがあり、これらを用いる能力開発を主におこなっているようです。

つまり有名な自己啓発本や著名人の名前を使って自己啓発のプログラムを作りセミナーでお金を稼いでるのです。そのようなセミナーに参加してもお金を無駄にするだけです。

このように自己啓発本には商品やサービスを読者にアピールするために過剰な効果を謳う内容がもりこまれてある本があり自己啓発本の気持ち悪さのイメージにつながっています。

すべての問題を解決できるかのような印象を与えている

世の中には次のような本があふれています

・「○○することで運気が上がる」
・「○○すると病気は消えていく」
・「○○を高めると人生すべてうまくいく」
・「○○するだけで人生が好転する」
・「引き寄せのメソッド」

まるで一つの事を続けるだけですべてうまくいくような印象です。周りに危害を加えるようなことではなく自分の中の変化だけで世の中が変わるかのように書いてあり誰でも実行できるような印象を与えます。

さきほどの「ナポレオン財団」のセミナーでもそうですが会社からしてみれば本に書いてあることが本当かどうかはどうでもよくて「権威がりありそうなイメージ」を作り上げられればそれでいいわけです。

「読むだけで実践しないままで終わる」でも書きましたが自己啓発本の通りに実践できることは不可能です、それぞれの局面に出くわす個人の問題も自己啓発本に書かれてあることとは状況が違ってくるわけで全く同じものではありません。

ですので自己啓発本に書かれてあることやセミナーとかで語られてることが「事実」かどうか本当に「効果」があるのかどうかを実証することができないわけです。

自己啓発本のタイトルには誰でも簡単に実行できてそれですべての問題を解決できるかのような印象を与えているのは事実です。

「気持ち悪い」自己啓発本に出合わないように

「占い本」とかが特にそうですが本で儲けるのではなく著者との面会や集まり、セミナーなどでお金を儲けるのが目的の本があります。

悪い自己啓発本の見分け方としては、やたらと根拠のない主張をしてくる、著名人や歴史上の人物の名言などを引用してくる、などがあげられます。

まもとも著者であれば大事なデータには出典が必ず書いてあります。本を買う前に中身を少し読んでそういったところを確認しておきましょう。

自己啓発本に「気持ち悪い」「胡散臭い」という印象を持ってる人は、本を読まずにタイトルだけで毛嫌いしてるだけです。自己啓発本を読んだことがない人ほどそういう傾向にあります。

まとめ

自己啓発本を読むと目標達成に関する手法やヒントが含まれています。目標を達成するまでの効果的なステップを踏む手助けになるでしょう。

今回の自己啓発本のメリット・デメリットを読んで自分に合った自己啓発本を見つけるきっかけにしてほしいです。